精力サプリメント業界において冬の時代を迎えている「マカ」
全ての元凶は人気の精力素材「クラチャイダム」です。
クラチャイダム系サプリの宣伝を見たことがあるでしょうか?
「クラチャイダムはマカの2倍以上の成分量があります」
と言う宣伝が目に飛び込んで来るハズです。
マカはまさにクラチャイダムの叩き台になってしまっているのです。
マカはもう精力サプリ業界に必要の無い素材なのでしょうか・・
今回はそんなマカの隠れた魅力についてお話したいと思います。
ペルーの古代インカ帝国の時代から数千年にかけて滋養強壮に良いと言われ愛されてきたこのマカが日本に入って来たのは今から10年以上前の1997年頃の事でした。
当時はTVの健康番組や雑誌等で
「マカは凄い」
と持ち上げられ誰もがマカの存在を認知し始め大爆発的な人気を誇りました。
マカの何が「凄い」と持ち上げられていたかと言いますと、
精力増強には欠かせないアルギニン等のアミノ酸や亜鉛等の栄養素が豊富に含まれていたからです。
そしてその栄養価の高さに注目したNASAが宇宙食に採用したのです。
このように1997年以降このようにマカは誰もが認める健康食材となったのです。
しかし、11年後の2008年に王者マカを追い落とす究極の素材が精力サプリ業界に登場します。
それが「クラチャイダム」でした。
「マカより凄いクラチャイダム」でお馴染みのクラチャイダムですが、
どれ程マカより凄いのかと言うと
100gあたりに含まれる成分は
アルギニンはマカ600mgに対してクラチャイダムは1480mg
トリプトファンは40mgに対して140mg
リジンは130mgに対して200mg
と成分量で比べると、まさにクラチャイダムの圧勝となってしまいました。
マカは精力増強に必要と言われる主な成分の殆どが
クラチャイダムより劣ってしまっているのです。
しかしクラチャイダムに劣るからマカはもう必要無いのか?
と問われると答えはノーです。
理由はマカが十分栄養価が高い良い野菜だからです。
例えば精力サプリの代表的成分であるアルギニンを一般的な野菜と比較してみましょう。
ブロッコリーは100gあたり250mg、キャベツは68mg、みかんは51mgとなっています。
もう一つマカの可能性を感じる凄い長所があります、
マカがあくまで普通の野菜だと言う所です。
つまり野菜という天然素材だからこそ他の素材とも安全に組み合わせる事も可能だと言う事です。
例えば独自のメカニズムを導入しているサプリ「マカエンペラー」はマカとクラチャイダムとシトルリンの3つを組み合わせる事によって、それぞれの力を最大限に引き出す事に成功した強力なマカサプリなのです。
マカを叩き台にしているクラチャイダムとも
上手に組み合わせて効果を高められるマカの柔軟性に注目して頂きたいです。
この対立するマカとクラチャイダムの組み合わせは意外とも思える組み合わせですが、
人気サプリの中では他にも「マカ+クラチャイダム」等のサプリにもペアで採用されておりマカとクラチャイダムのコラボレーションは大変好評です。
結論ですが、マカとクラチャイダムを比較してどっちが良いか?と言う議論をするよりも
「マカとクラチャイダムを一緒に入れてしまおう」
と言う考えの方が潔いのかもしれません。
実際にマカとクラチャイダムを組み合わせた精力サプリはどれも非常に人気があります。
先程お話したようにクラチャイダムに成分量で劣るマカのような素材も
「マカエンペラー」の様に組み合わせや調合次第によって精力アップの効果を高める
事も可能なのです。
やはりクラチャイダムに成分量で劣るマカですが、
精力サプリの素材としてはまだまだ未知の可能性を秘めているのは確実です。
これからもマカを含んだマカサプリメントの無限の可能性に期待をしましょう。